方程式の練習問題

方程式練習問題【連立方程式の文章問題~個数と代金~】

連立方程式の文章問題

個数と代金についての練習問題です。

解説記事はこちら

>連立方程式の利用(文章問題)【解き方まとめ】

方程式練習問題【連立方程式の文章問題~個数と代金~】

次の問いに答えなさい。

(1)1本50円のペンと1個120円の消しゴムを合わせて20個買ったところ、代金が1560円になった。購入したペンと消しゴムの個数を求めなさい。

(2)ある動物園の入園料は、子ども2人と大人1人で1500円、子ども1人と大人2人では1950円だった。このとき、子ども1人と大人1人の入園料をそれぞれ求めなさい。

(3)50円、100円、200円のお菓子を合計24個買ったところ、代金は2000円になった。100円と200円のお菓子の個数を同じにした場合、50円のお菓子をいくつ買ったことになるか求めなさい。

練習問題の解答&解説

(1)1本50円のペンと1個120円の消しゴムを合わせて20個買ったところ、代金が1560円になった。購入したペンと消しゴムの個数を求めなさい。

解答はこちら

答え

$$ペン12本、消しゴム8個$$

購入したペンを\(x\)本、消しゴムを\(y\)個とすると、

ペン 消しゴム 合計
個数 $$x本$$ $$y個$$ $$20個$$
代金 $$50x円$$ $$120y円$$ $$1560円$$

それぞれこのように表すことができます。

個数と代金でそれぞれ、\(x+y=20\)、\(50x+120y=1560\) という方程式が作れるので

$$\displaystyle{\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} x +y = 20 \\  50x+120y = 1560 \end{array} \right. \end{eqnarray}}$$

 

(2)ある動物園の入園料は、子ども2人と大人1人で1500円、子ども1人と大人2人では1950円だった。このとき、子ども1人と大人1人の入園料をそれぞれ求めなさい。

解答はこちら

答え

$$子ども350円、大人800円$$

子ども1人の入園料を\(x\)円、大人の入園料を\(y\)円とすると、次のように方程式を作ることができます。

$$\displaystyle{\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} 2x +y = 1500 \\  x+2y = 1950 \end{array} \right. \end{eqnarray}}$$

 

(3)50円、100円、200円のお菓子を合計24個買ったところ、代金は2000円になった。100円と200円のお菓子の個数を同じにした場合、50円のお菓子をいくつ買ったことになるか求めなさい。

解答はこちら

答え

$$50円のお菓子16個$$

50円のお菓子を\(x\)個、100円、200円のお菓子をそれぞれ\(y\)個とすると

50円お菓子 100円お菓子 200円お菓子 合計
個数 $$x個$$ $$y個$$ $$y個$$ $$24個$$
代金 $$50x円$$ $$100y円$$ $$200y円$$ $$2000円$$

それぞれこのように表すことができます。

個数と代金でそれぞれ、\(x+2y=24\)、\(50x+300y=2000\) という方程式が作れるので

$$\displaystyle{\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} x +2y = 24 \\  50x+300y = 2000 \end{array} \right. \end{eqnarray}}$$